アメリカの風刺漫画ディルバートの作者スコット・アダムス(scott adams)のブログに、メディアは商売だから、商売になる話つまり人の死(特に有名人)を取り上げたがると言っています。セレブのスキャンダラスな死は一番耳目を集める為、ダイアナはそんなメディアの欲望に犠牲となったのではないかだとか、またサダム・フセインはある種のセレブで、彼を征伐に行く話は、メディアバリューが高く、イラク戦争の直接引き起こしたのは、WMDの隠匿などを理由にしたワシントンにしても、戦争はメディアにとっても大きな活収入源でありしかもセレブのフセインとのカップリングということで、メディアが扇情役を果たしたのではないかと言っています。ルワンダ政府による大量虐殺に介入しない理由も、人種差別が絡んでいるとか石油が存在しないからというわけではなく、単にルワンダに有名人がいないからだと言う見方はありえます。
ロシアのプーチンは、メディアをコントロールしているそうだが、言論の自由などは規制される代わりに、メディアの欲望の暴走による戦争への道は回避できるのではとも言っています。
つまりメディアは特ダネ獲得のためには、戦争をクリエイトするということになるわけです。メディアが収益にインセンティブがあり、自分たちの既得権益を追求し、必ずしも「我々」の利益を代表していない。しかし、その振りはするというのは、今のネット時代に明らかになってきています。既存マスメディアによるジャーナリズムに死を宣告することが、今度はブログなどで活況を呈してきているようなしないような。
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