john A paulos氏の新刊が今年の1月13日に出版されて第一章をNYタイムズで読めるみたいですが、すでに「数学者の無神論」として翻訳が出てました。
それに同じくNYタイムズの角谷美智子(michiko kakutaniはアメリカ生まれのアメリカ育ち)が書評をつけていて、神の存在証明について数学者による反証を行なっていると。ただパウロス自身が言うほど、数学音痴や無知に分かる代物でもないし、最後には、リチャード・ドーキンスの“The God Delusion” (2006)やクリストファー・ヒチェンなど“God Is Not Great: How Religion Poisons Everything” (2007)など、知的無神論・不可知論本の流行に乗じた一冊とばっさり切り捨てています。まあ、この角谷氏は、その昔、昨年亡くなったノーマン・メイラーにも「カミカゼ」書評家として怖れられたり、ハリー・ポッターを発売前にネタバラシして著者に呆れられたり個性的で独断でばっさり斬ることで有名なので、そういうものかとも思います。
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